Tokyo Paris Ensemble Orchestra
Conductor/music director
アルノー・アルべ (Arnaud ARBET)
指揮者、作曲家
2023年にはスウェーデン、ウメオのオペラ座でオッフェンバッハ作曲、「ホフマン物」を指揮。このオペラはスウェーデンの国営放送にて後日放送される。2020年にはケルン、ギュルツェニヒ管弦楽団を指揮しフィリップ・マインツの新曲をケルンフィルハーモニーにて世界初演。2018年ミラノ、スカラ座でミラノ・ミュジカ・フェステイバルに招待されアンサンブル・ベルナスコーニを指揮し大好評、その後2021年にも同フェステイバルの招待受けFLUXO(フリュクソ)という総合芸術を提供するグループの中で、マウリツィオ・カーゲルのオペラ「マレ・ノストルム」をハンガービコッカにて演奏した。アルノー・アルべは定期的にケルンのオペラ座に招待され、指揮をしている。ヴォルフガング・リム「Die Eroberung von Mexico (メキシコの征服)」、ベルント・アロイス・ツィンマーマン「Die Soldaten(兵士たち)」、マウリツィオ・カーゲル「Mare Nostrum (私たちの海) 」、アントニオ・サリエリ「La Scuola de Gelosi (焼きもち焼きの学校) 」、ジョルジュ・ビゼー 「Carmen (カルメン)」。
2017年、アンサンブル「ル・ソイユ・ムジカル(音楽の敷居)」を立ち上げる。このアンサンブルは、20世紀近代音楽の偉大な作曲家(シェーンベルク、ベルク、ヴェーベルン、バルトーク、ストラビンスキー、ドビュッシー、ラヴェル)の作品を作曲家の意図するところにより忠実に演奏して、より多くの人々に聴き、楽しんでもらうために結成された。パリ、ベルリン、バンベルクでコンサート活動を始めている。2014年から2018年に至るまで、ハンガリーを代表する世界的作曲家ジェルジュ・クルターグのオペラ、「Fin de partie (勝負の終わり)」(ベケットの戯曲による)の作曲活動をサポートするただ一人のアシスタントとしてミラノ・スカラ座と契約。2013-2014年、ドイツ、ケムニッツの劇場指揮者としてシンフォニーコンサート、オペラ、バレエを指揮。これまでシルヴァン・カンブルラン、インゴ・メッツマッハー、アレッホ・ペレスの下、ザルツブルクフェスティヴァル、ケルンオペラ座、ローマオペラ座、ルールトリエンナーレで副指揮を務める。2010 -2013年、ジェラール・モルティエのもと、マドリッドのオペラ座、テアトロ・レアルで副指揮及びコレペティトールを務め、その傍ら指揮者としてシェーンベルク、モーツァルト等を指揮する機会も得た。グルノーブル市立音楽学校、パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学に学ぶ。その後2007-2009年はパリ・オペラ座のアトリエ・リリックでコレペティトールの勉強をし、同時にパリ・オペラ座のプログラムにも参加し、小澤征爾、セミヨン・ビシュコフ、ピエール・ブーレーズ、サー・サイモン・ラトルらの薫陶を受ける。作曲家としてもすでに複数の作品がミュンヘンの出版社Vogelreiter(フォーゲルライター)から出版されている。